タクシーの点検とは?日常点検・法定点検の内容を解説

タクシードライバーへの転職を考えていると、「点検業務って自分にもできるのだろうか」「思っていたより大変だったらどうしよう」と、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。実は、タクシーの点検はやるべきことがきちんとルールで決まっているため、正しい知識さえ身につければ、未経験からでも問題なく対応できます。今回は、タクシーの点検について、日常点検と法定点検の内容をわかりやすく解説します。

タクシーの点検が重要視される理由

タクシーの点検が重要視される理由は、主に3つあります。一つずつ見ていきましょう。

乗客の安全を守るため

ブレーキやタイヤに少しでも不具合があると、お客様の命に関わる大きな事故につながりかねません。

プライベートで自分ひとりが乗るマイカーとは違い、タクシーはお客様を巻き込んでしまう可能性があるからこそ、より高いレベルでの安全チェックが欠かせません。

事故・トラブルを未然に防ぐため

毎日点検によって、オーバーヒートやパンク、ライト切れといった、走行中に起こりがちなトラブルを事前に防ぐことができます。

小さな異変のうちに気づくことができれば、大きな故障や事故になる前に手を打てます。結果として、安心して走り続けられることに加えて、車両の寿命を延ばすことにもつながります。

法令で義務付けられているため

タクシーやバス、トラックなどの事業用自動車は、多くの人や荷物を運ぶぶん、社会への影響も大きいため、マイカーとは違って1日1回、運行前の点検が法律で義務付けられています。

これは個人の気分やその日の都合で省略して良いものではなく、仕事の一部として必ず行うべきものだと覚えておきましょう。

タクシードライバーが行う日常点検の内容

点検が大切な理由がわかったところで、次はタクシードライバーが実際にどんな点検をしているのか、具体的に見ていきましょう。

乗務前点検のチェック項目

出庫する前には、ブレーキの効き具合やタイヤの空気圧・すり減り具合、ヘッドライトやウィンカーなどのライト類、ウォッシャー液やエンジンオイルの量などをチェックします。

これらは、エンジンルーム・車の周り・運転席という3つの場所に分けて確認するのが一般的なやり方です。多くの会社では、チェックシートを見ながら順番に確認していくスタイルがとられています。

乗務後点検のチェック項目

一方、仕事を終えて営業所に帰庫した後は、洗車や車内清掃に加えて、タクシーメーターやドライブレコーダーが正常に作動しているか、燃料の残りはどれくらいか、走行中に気になる音やにおいがなかったかを確認します。

運転中に感じた小さな違和感をそのままにせず、その都度記録しておくことがとても大切です。

点検にかかる時間の目安

「そんなに毎回いろいろ確認して、時間がかかりすぎないか」と気になる方もいるかもしれません。

実際には、乗務前・乗務後それぞれ10〜15分程度で終わるのが目安です。毎日のルーティンとして習慣化すれば、特別大変だと感じることは少なくなるでしょう。

まとめ

タクシーの点検は、お客様の安全を守り、事故やトラブルを未然に防ぐために欠かせない仕事です。

日常点検は乗務前・乗務後それぞれ10〜15分程度で終わる内容なので、車の知識がまったくない状態からでも十分に対応できます。

東京交通興業では、日々の車両点検・整備や点呼を通じた安全意識づくり、安全運転のための研修を実施しており、入社後はOJTを通じて点検のやり方を一つひとつ学べる環境が整っています。

整備の知識がなくても少しずつ身につけられるので、点検業務に不安を感じている方も、ぜひ安心して東京交通興業の求人にご応募ください。