運転記録証明書は採用面接になぜ重要?求められる理由と取得方法も解説

タクシー運転手の採用面接で提出を求められることが多い「運転記録証明書」は、これまでの運転履歴を客観的に示す重要な書類です。なぜ企業はこの証明書を重視するのでしょうか。今回は、運転記録証明書の概要や重要視される背景、取得方法について解説します。

運転記録証明書とはなにか

運転記録証明書とは、これまでの運転に関する履歴を客観的に証明する公的な書類です。主に就職や転職、特にタクシー運転手などドライバー 職を目指す際に提出を求められることが多く、自身の安全運転状況を示す重要な資料となります。

この証明書には、過去5年・3年・1年のいずれかの期間における交通違反、交通事故、そして運転免許の行政処分(免許停止や取消など)の記録が記載されます。

用途に応じて期間を選択できますが、タクシー会社の面接や採用選考を目的とする場合は、より運転履歴を詳細に確認できる「過去5年」を選んで取得するのが一般的です。

運転記録証明書は、自己申告ではなく第三者機関が発行するため、採用担当者にとって信頼性の高い判断材料となります。ドライバーとしての適性や安全意識を示す意味でも、非常に重要な書類だといえるでしょう。

運転記録証明書が重要な理由

運転記録証明書が重視される背景には、法令による安全管理体制の強化があります。

タクシー会社をはじめとする旅客自動車運送事業者には、「事故惹起運転者」に対する指導が義務づけられており、採用段階で過去の事故歴や違反歴を確認する必要があります。その確認手段として、運転記録証明書が活用されています。

過去に事故や交通違反を繰り返している運転者は、将来的にも同様のリスクが高いと判断されやすく、採用面では不利になるのが実情です。特に人の命を預かるタクシー運転手においては、安全性が最優先されます。

また、免許停止などの行政処分を受けると、その期間中はドライバーとして働けなくなります。事業者側は、安定して業務に従事できるかどうかを見極めるためにも、運転記録証明書でリスクの有無を確認します。

運転記録証明書を入手するには

運転記録証明書は、自動車安全運転センターが発行しており、申請方法はいくつか用意されています。まず、証明書申込用紙は、警察署や交番、駐在所、または各地の自動車安全運転センター事務所に備え付けられています。

申込用紙に必要事項を記入し、手数料800円を添えて、最寄りのゆうちょ銀行・郵便局から申し込む方法が一般的です。あわせて、センター事務所の窓口で直接申し込むこともできます。郵送で受け取る場合、交付まではおおむね1〜2週間程度かかります。

近年では、インターネットによる申請にも対応しており、忙しい方でも手続きしやすくなっています。タクシー会社の応募期限に間に合うよう、余裕をもって早めに取得しておくことが大切です。

出典:自動車安全運転センター「各種証明書のご案内

まとめ

運転記録証明書は、タクシー運転手としての安全性や信頼性を客観的に示す重要な書類であり、採用面接では欠かせない判断材料となります。過去の事故や違反、行政処分の有無は、安定して業務に従事できるかどうかを見極めるために確認されます。タクシー業界を目指すのであれば、日頃から安全運転を徹底し、応募に備えて早めに運転記録証明書を取得しておきましょう。

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