タクシーの「入れ食い」で稼ぐ方法とは?おすすめ時間帯とエリアを解説

タクシーの「入れ食い」は、悪天候や電車の運行停止時などに起こる、収入アップのチャンス。今回は、この好機をものにするために押さえておきたいことを紹介します。

タクシー業界の「入れ食い」とは?

タクシー業界で「入れ食い」と呼ばれる状況は、急な悪天候や電車の運転見合わせなどにより、タクシーの需要が一気に高まる状態を指します。

入れ食い状態では、短時間で通常の何倍もの売上を上げられる可能性があり、ドライバーにとっては収入アップの絶好の機会となります。普段よりも効率良く乗客を乗せられるため、一日の営業収入を大きく伸ばすことができるのです。

タクシーが入れ食いになりやすい時間帯・エリア

入れ食い状態を最大限に活用するには、需要が高まりやすい時間帯とエリアを把握しておくことが重要です。効率的な営業のために、これらの情報を意識して走行計画を立てましょう。

入れ食いになりやすい時間帯

午前中の通勤ラッシュ時(7時~9時頃)は入れ食いになりやすい時間帯のひとつです。この時間帯は電車のダイヤも乱れやすく、遅刻したくない会社員がタクシーを利用します。特に真夏など、朝から汗をかきたくないと考える人が増える季節は、普段は電車を使う層もタクシーを選ぶ傾向があります。

夕方の帰宅ラッシュ時(17時~19時頃)も同様に需要が高まります。仕事の疲れで混雑した電車に乗りたくない人や、急ぎの予定がある人がタクシーを選択します。

深夜(22時以降)の繁華街も狙い目です。この時間帯は終電後の客が多く、遠方へのロング客も期待できます。特に金曜日や祝前日の夜は飲み会などで帰りが遅くなる人が増えるため、高収入を狙えるチャンスです。

入れ食いになりやすいエリア

駅周辺は最も入れ食いになりやすいエリアです。特に主要ターミナル駅や交通結節点となる駅では、電車の遅延や運転見合わせが発生した際に多くの乗客がタクシーに流れます。つけ待ち営業(駅の周辺などで客待ちをする営業方法)がしやすい点も大きなメリットです。

オフィス街や商業エリアも狙い目です。ビジネス街では急な商談や会議で移動する人が多く、天候の変化によってタクシー需要が急増します。ショッピングモールなど商業施設が集まるエリアでも、荷物を持った買い物客がタクシーを多く利用します。

観光客が多いエリアのホテル周辺も入れ食いポイントです。特に外国人観光客は地理に不案内なため、移動手段としてタクシーを選ぶ傾向があります。

タクシーの入れ食いを逃さないためには?

入れ食いのチャンスを最大限に活かすには、日頃からの情報収集と準備が欠かせません。以下のポイントを意識して営業することで、収入アップにつながります。

気象情報を常にチェックする:天気予報アプリなどで雨や雪の予報をこまめに確認し、荒天が予想される日は早めに出勤して準備しましょう。

電車の運行状況をチェックする:主要路線の遅延情報をリアルタイムで把握できるアプリを活用し、運転見合わせが発生したエリアに素早く移動することが重要です。

イベント情報をチェックする:コンサート、スポーツ観戦、大型セールなど人が集まるイベントの情報を事前に調べておくことで、終了時間に合わせて効率良く客を拾えます。

乗客からタクシーを利用した理由を聞く:会話の中から需要が発生するパターンを学び、次の営業に活かすことができます。

日頃からの情報感度を高め、入れ食い状況を見逃さない姿勢が、タクシードライバーとしての収入アップにつながります。

営業のコツについてはこちらもご覧ください。
タクシー運転手が高収入を得やすい営業のコツ5選

まとめ

タクシーの「入れ食い」をものにするためは、的確な場所選び、気象情報や電車の運行状況、イベント情報などの情報収集を習慣づけておくことがカギになります。臨機応変な営業スタイルを確立して、タクシードライバーとしての収入を最大化しましょう。

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