タクシー運転手の歩合制や歩合率とは?高い方がよい?

タクシー運転手の給与には歩合制が関係していますが、就職する際には収入の安定性を心配する方も多いでしょう。

また、歩合率がどのように影響するか気になるという方もいるかもしれません。そこで今回は、タクシー運転手の賃金形態や歩合率について解説し、収入が安定する会社の選び方も紹介します。

タクシー運転手の歩合制とは?

タクシー運転手の賃金形態は、A型賃金、B型賃金、AB型賃金の3種類に分かれています。タクシー運転手として働く場合、どの給与形態になっても関係してくるのが歩合制です。

歩合制とは、個人の売上を一定率で従業員と会社が分け合うことで、成績が良いほど収入も高くなります。反対に、売上が下がると収入も減るというシステムです。

それでは、賃金形態の詳細について種類別に解説します。

A型賃金とは

A型賃金は「基本給+歩合(+賞与)」の形で、基本給を支給しつつ、それ以上の売上がある場合は一定の歩合率に応じて歩合給が支給されます。

営業職などにも採用されている賃金形態で、一般的なサラリーマンに近い感覚で働けますが、歩合率はほかの種類よりも低いです。

そのため、安定した収入は見込めるものの、売上を伸ばしても給与が上がりにくいという特徴があります。実際には、タクシー会社でA型賃金はあまり採用されていません。

B型賃金とは

B型賃金は、完全歩合制で基本給なしの賃金形態です。

成績に応じた収入が得られ、歩合率も高く設定されていることが多いため、タクシー運転手によっては高年収を目指すこともできます。

反対に売上が減ると収入も少なくなり、給与の安定性には欠けるでしょう。

経験豊富なベテランには稼ぎやすい仕組みですが、未経験者や経験が浅いうちには低収入になるリスクが高まります。

AB型賃金とは

AB型賃金は「基本給+歩合+賞与」でA型賃金に近い形ですが、基本給よりも歩合給の割合が高く設定されています。

また、賞与は売上の一部を積み立てる仕組みで、成績を反映する割合が多いです。

B型賃金と異なり最低限の給与は基本給で保証されるため、未経験者でも安定した収入を得られます。

A型賃金とB型賃金の利点を組み合わせたシステムで、タクシー会社では一番多く採用されている賃金形態です。

タクシー運転手は歩合率が高い方がよい?

歩合率は、高くなるほど売上から給与へ還元する割合が増えます。

歩合率の高さは、一般的にタクシー運転手の頑張りが給与へ反映されやすくなるため、売上があるほど重要です。

しかし、タクシー会社を選ぶ際には、歩合率だけではなく給与形態もしっかりと確認しておかなければなりません。

例えば、完全歩合制の場合は最低保証がなく、売上があるときは高収入ですが、反対に著しく給与が下がるリスクもあります。

そのため、歩合率だけではなく固定給の有無によって収入の安定性を確認しておくことも大切です。

東京交通興業は固定給+歩合の給与形態

東京交通興業の給与形態は、固定給+歩合+賞与(年3回)でAB型賃金を採用しています。

最大歩合率62.7%と高い水準で月収40万円以上も可能です。

固定給があるため一定の額が給与として保障され、未経験者でも安心してタクシー運転手を始められます。

頑張りも歩合給としてしっかり反映されますので、安定した収入と高い歩合率のタクシー会社をお探しの方は、ぜひ東京交通興業にお問い合わせください。

まとめ

タクシー運転手の賃金形態は基本給の有無や歩合給の割合によって3種類に分かれています。

歩合率は高いほど売上が反映されて高収入になりますが、安定した収入も求める場合にはどのような給与形態かを確認しておかなければなりません。

東京交通興業では、AB型賃金で基本給を保証しつつ高い歩合率で高収入を目指せます。安定性と歩合率の高さを重視する方は、ぜひお問い合わせください。